都市部には斜面に擁壁を設けて、その上に家を建てる場合があります。東京都杉並区にもそうした場所があり、その擁壁が崩れて上の家が倒壊する事故[^1]が起きています。筆者の住む場所の近くにもそうした斜面があり、その擁壁にヒビが入っている所があります。現在の法律では擁壁の管理は土地の所有者の責任なので、危ない擁壁を見つけても修理を強制する事はできません。都市部に大きな地震が来れば、こうした擁壁が崩れて上の家が下に落ちてくる事は間違いなく、あちこちに時限爆弾を抱えています。古い擁壁には規制がなく、雨で内部の水圧が高まると危険です。一刻も早く法律や条例を変えて、擁壁の修理を土地の所有者に強制できるようにするべきでしょう。その場合は土地を担保に修理費用を貸与する仕組みも考慮するべきです。擁壁の下は道になっている事が多いので、危険な擁壁の下は通行止めにする等の措置も必要です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。