2019年3月24日日曜日

退職金

アメリカの会社には退職金はありません。ただし会社都合でクビにする場合、手切れ金を払う制度はあります。例えばレイオフの時、もし会社にお金があれば数ヶ月分の給料をもらってクビになります。また有給の残りを買い取ってくれる制度もあるので、使い残した有給休暇は日割りの給料額から税金を引いた残りがもらえます。またアメリカの重役は会社と特別な契約を結んで退職するので、同業他社に行かないという条件で多額の退職金をもらう人もいます。これに対して日本の定年以外の退職金はその理由が不明です。なぜ自己都合で会社を去る人にお金を払うのでしょう。日本では有給の残りを買い取ってくれないので、その代わりという見方はできます。またより長く働いてもらうために、給料の後払いに近い形で報償として取っておくという見方もあります。本当は退職金は手切れ金なので、会社都合でクビにする場合に払うものです。だから定年には退職金があって、自己都合だとないというのが正しい姿です。

2019年3月16日土曜日

自由

自由とは何でしょう。好きなときに好きな事をすることですか。人から指図を受けない事ですか。法律の枠内で許された事をすることですか。自己責任で何かをする事ですか。失敗する自由、成功する自由、法律に縛られない自由もありますね。例えば公海上に出てしまえば、管轄する法律はありません。自由の反対は不自由です。自分の好きな事ができない状態が不自由です。つまり自分が自由かどうかは自分で判断できます。主観的な判断だけで決まるので、あなたが自由だと思えば自由です。逆に自由だと思えなければ、誰が何と言おうと自由ではありません。さて、ここまで読んで来た方にはもうお分かりでしょう。アメリカはイギリスから自由を求めて海を渡った人たちが作った国です。日本とは自由への渇望度が違います。アメリカという国の根本は自由主義です。では日本の根本は何でしょう。日本は国としてどこを目指しているのでしょう。日本の国是は何ですか。

2019年3月4日月曜日

借金を返すのは誰か

昭和生まれの世代が将来の世代から借りた1100兆円もの借金を返すのは誰でしょうか。平成生まれの世代に返済義務がのしかかるのは避けられません。またその後の世代もこの借金を背負うことになります。昭和生まれの世代は脳天気です。国債を発行できるだけ発行してそのお金で飲み食いしたあげく、その借金を返すことなく消えていきます。今の若者が貯蓄に走る理由は明らかです。この先国債という借金を増税で支払わなければいけない世代に、無駄遣いする余裕はありません。日本の人口が増えた昭和と人口が減る平成では時代が違うのです。生まれつき巨額の借金を背負わされた今の若者は、昭和生まれの浪費家世代に文句を言う権利があります。日本は実力以上に国家予算を使っています。この借金を返すのは誰か、日本の政治家は誰も勇気がなくて言えません。