2020年3月28日土曜日

もっと深く知りたい

今年の米アカデミー賞のメークアップ&ヘアスタイリング賞は、「日本出身」のKazu Hiro氏を含む3人に贈られました。受賞後のインタビューで氏は「日本の経験が受賞に生きたか」を問われ、"Sorry to say but I left Japan, and I became American because I got tired of this culture, too submissive, and so hard to make a dream come true. So that's why I'm living here. Sorry."と答えています。マスコミは意外な返事に困惑したらしく、どこもこの答えを掘り下げていません。「そういえば氏はアメリカ人だったね、日本人じゃなかったね。」という具合でスルーしています。情けない。ここは席を改めて氏に「なぜ日本では夢をかなえるのが難しいのか」を語ってもらいたいと思いませんか。

2020年3月21日土曜日

価格変化の色

株価が上がったときに日本は赤色を使い、アメリカは緑色を使います。どうも日本は価格変化の色を中国に合わせているようです。アメリカは株価の上昇に安全を表す緑を使うのに対して、中国は幸運を表す赤を使います。これは真逆の色使いなので、日本とアメリカの株価のニュースを見ていると混乱します。もちろん交通信号の色はさすがに中国でも赤で止まれとなっています。これは中国が妥協したからで、もし中国が世界で最初に自動車を発明していたら、赤で進めになっていたことでしょう。色の意味は国により大きく違うので、UIデザイナーはあまり色に依存しない画面を目指します。

2020年3月14日土曜日

魅力を語れ

東北の太平洋沿岸は2011年の大地震のあと、さらに人口が減少しています。もともと少子高齢化が進んでいた場所だけに、若い人が一度他の場所に避難してしまうと、なかなか元の場所には戻ってきません。福島はさらに原発事故の影響があり、人が住めない場所がまだ残っています。でも東北の漁業はかなり回復したようで、テレビでも盛んに海産物を紹介しています。ある土地に人が住むにはそこに魅力が必要です。ある土地に生まれ育ったという理由だけでは、今回のような災害のあと同じ場所に住むには不十分です。そこで新たな移住者を増やすために、東北の太平洋沿岸にいま住んでいる人が、その土地の魅力をテレビで語って欲しいと思います。昔から住んでいるからではなく、たとえば「魚がおいしい」とか「人がやさしい」とか「温泉がすばらしい」といった魅力を本人の口から語ってくれると、移住者が増えるのではないかと思います。

2020年3月7日土曜日

熱なら休め

日本の国内感染を調べると、熱があるのに出勤したりコンサートに行ってしまう人が主な感染源となっています。そこで日本政府は国民に、発熱したら仕事を休むようにテレビで呼びかけています。病気になったら会社に行かないのは常識だと思ってましたが、どうやら日本ではそうでないようです。風邪でもインフエンザでも新型コロナウイルスでも同じです。他の人の迷惑になるので、発熱などの症状のある人は自宅療養に徹して下さい。もし呼吸困難など重症化したら救急車を呼びます。

2020年3月1日日曜日

マスクは必要?

WHOは健康な人がマスクをする必要はないし、マスクは新型コロナウイルスの感染予防に役立たないと言っています。健康な人がマスクをするからマスクが足りなくなります。本来は医療関係者と患者のみマスクをつけるべきです。ところが日本人は北海道のトップすらマスクをして記者会見をしました。人が集まる場所にはマスク着用でないと入れない所もあります。マスク不足は日本人の無知が原因です。細菌とウイルスの違いすら知らない人も多く、日本人が高校の生物で何を習ったのか大いに疑問です。

2020年4月1日追記
誰でもしゃべる時に飛沫をまき散らすので、たとえ健康に見える人でもマスクをするのは感染防止に役立つという意見があります。筆者もこれには同意します。マスクが医療関係者と患者に優先的に与えられるかぎり、無症状の人もマスクを使うのは意味があります。ただし普通の花粉用マスクでは10%ぐらいの飛沫がマスクをすり抜けるので、マスクに頼らずに人との距離を置くのが一番の感染予防となります。