2010年9月11日土曜日

家の広さ

家の広さを日米で比べると、日本は都市部でとても小さくなってしまいました。家が小さいということは、中に入るものが限られるので、内需喚起のためには家を大きくすることがいいとマサは思います。家の広さに下限を設けるべきで、2階家などもあるので1フロア当たりの居住面積を最低50平米にするとかです。アメリカの家は大きいものは本当に巨大です。けど普通のサラリーマンでも日本の都市部の2倍から3倍の広さの家に住んでいます。日本のマンションもワンルームは禁止して、最低の広さを法律で定めた方が良さそうです。ちょっと郊外にいくとアメリカの家はお屋敷サイズになり、日本の家がかつてウサギ小屋といわれたことを思い出します。こうしたお屋敷には離れがあったり、ガレージが別棟だったり、プールがあったり、日本の家があと10軒ぐらい建ちそうな広大な庭が付いていたりします。車社会のため駅の近くに住む必要がなく、地価が比較的安いため大きい家になります。でも日本の場合は建ぺい率が有名無実となって、家と家の間にスキマがないぐらい密集して小さい家をたくさん建てています。こうした国土の使い方だと家の中はすぐ物でいっぱいになるので、消費は伸びないでしょうね。前回の話題で自己否定を取り上げました。家についていえば否定すべきものは、それが一生に一度の買い物ということではないでしょうか。家は投資物件であり、家族構成の増減に応じて小さい家、大きい家、また小さい家と買い替えていくという考え方もあります。実はそれはアメリカ流ですけど、家の購入を大きく考えてしまうと身動きが取れなくなってしまいます。マンションでも一軒家でもかまいませんが、大きい家に住むのは人間にとっても社会にとっても大切なことだと思います。都市部でも土地で100平米は最低必要ではありませんか。マンションの床面積でも100平米は最低ラインです。ウサギ小屋から最近はハト小屋になりつつある日本の家は、どうも退化しているようにしか見えません。