2015年8月22日土曜日

たったの2000億円

2020年の東京オリンピックに向けて建設中の新東京国立競技場は、その建設費が当初の見積もりより2000億円高くなるのが問題で計画が白紙に戻されました。日本では年金に税金を年間10兆円も投入しているので、その1%を二年間だけ年金受給者に我慢してもらえば2000億円になります。国民年金の受給額の約半分が税金から出ているので、国民年金の受給額でいえば年間0・5%にあたります。せっかく画期的なデザインを選んだのに、たったの2000億円をケチるために情けないデザインの競技場になるとしたら残念です。言いかえると、年金に流用している年間10兆円の税金はそれほど大きな金額だということです。

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