2021年1月14日木曜日

東京都の陽性率

東京都の新型コロナ陽性率[^1]が高止まりしています。この陽性率は検査を受けた人数には関係なく、12月末以前はだいたい6%でした。それが1月に入ると15%まで上昇し、1月14日においてもまだ13%となっています。忘年会などで拡がった感染がその原因と思われます。13%は市中感染を意味する数字です。緊急事態宣言そのものでは若者の動きを止めることができず、陽性率は下がりません。日本では法律上ロックダウンができないので、無症状でも無料で何度でも受けられるPCR検査と、早期のワクチン接種が新型コロナに勝つ鍵となります。経済への打撃と較べればPCR検査の費用など安いものなので、日本政府には頭を切り換えてもらいたいものです。


2021年1月24日追記
上記の記事を書いてから10日後で陽性率が10%を下回り、このまま6%まで下がれば我々の外出自粛が効いたと言えそうです。ただし、緊急事態宣言の解除には不十分です。新型コロナウィルスの英国型変異種がどこまで拡大しているかも解除に影響します。

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