この記事[^1]は、円安のため日本が海外の食料品を買い負けていると指摘しています。かつての「舶来品は高価」という時代に戻るという事でしょう。そのかわりインバウンド観光は伸びているので、円安がすべて悪いとは言えません。最後に、円安によるインフレを解決するには「国力」を高める必要があると述べており、おそらく生産性を上げて実質賃金をプラスにせよという意見でしょう。生産性を上げるにはゾンビ企業の倒産が必要で、失業率が上がっても長い目で見れば良い事だという世論が大切です。実際には政府のやっている事はバラマキによるガソリン代と電気代の引き下げであり、一時的な減税です。ゾンビ企業の倒産を促すには利率の引き上げが効果的で、同時に円安対策にもなります。利率引き上げがなければ、このままスタグフレーション(実質賃金マイナス)が続きます。
2024年07月13日追記
「賃金と物価がともに上がる好循環」には生産性の向上が必要で、ゾンビ企業の倒産が必須です。円安はアベノミクスの副作用であり、もう利上げすべきです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。