1993年から2004年の間に社会に出た人を氷河期世代と呼びます。この頃はバブル経済が崩壊した後で、就職難の時代でした。当時は「正社員」になれなかった人が多いので、持ち家を持っている割合が低い[^1]そうです。非正規で収入が少なければ結婚もせず、家を買う理由もなかったという事です。ただし、全員がそのまま家のない老後を迎えるかと言うと、そうではありません。親の家を遺産相続で手に入れる人が半分ぐらいいるので、働く必要がなくなれば都会で賃貸に住む理由がなくなり、親の家に住む人が増加します。また日本は空き家が多いので、自治体がそうした空き家を低価格の賃貸住宅として利用できます。水道使用量がゼロの家は水道局が把握しており、空き家は住民票のデータから分かります。空き家の固定資産税を倍にして、リタイアした氷河期世代に借りてもらうのが良いでしょう。
2025年02月20日追記
氷河期世代も積極的な転職で年収を上げているという報道です。
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