2025年7月4日金曜日

給付金

困窮者に給付金を配る[^1]というのは、簡単には行きません。誰が困窮者かを決める客観的な指標がなく、住民税非課税者というくくりだけだと、所得がなく蓄えだけで暮らしている「富裕層」までそのくくりに入ってしまいます。自宅に住む人は除くとしても、自宅を人に貸して自分は賃貸に済めば該当してしまいます。こうした抜け穴をふさぐのは難しく、むしろ給付金はユニバーサル・インカムとして全員に配る方が事務コストは下がります。日本はマイナンバーの導入と活用が遅れており、個人の総所得や総資産の把握が自動的にできません。とても先進国とは思えないほどの多くの抜け穴があります。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK266NH0W5A620C2000000/

2025年7月3日木曜日

努力不足

参院選にむけての党首会談を視るとがっかりですね。誰も日本の「努力不足」を指摘しません。社会保険が高い?そりゃそうでしょう、人口が減るからです。どうして人口が減るかって?そりゃ子供以外にお金を使いたい人が多いからです。子供にはお金がかかります。そのうえ自由時間がなくなります。子供を2人もつ事を義務と考えなくなったカップルが多すぎます。国を維持する努力を放棄しています。自分たちだけ良ければいいと思うのは若者だけではありません。今の高齢者は日本が赤字国債を発行し始めた時にもう有権者でした。その人たちから始まって、実力以上の暮らしを国債でまかなってきた日本人全員が努力不足です。コンビニで飲み物や弁当を買える人は困窮者ではありません。ペットを飼っている人も困窮者ではありません。今の日本に困窮者などほとんどいません。日本人は国債に頼りすぎて、努力する事を忘れました。アベノミクスで物価を上げといて、国債も増やしといて、そのうえ減税を叫ぶ党首には「馬鹿者」と言いたい。儲ける努力もしないで、儲からない仕事をいくらマジメにやってもだめです。そんな国は衰退します。

^1: https://www.asahi.com/articles/AST721PVST72UTFK00RM.html

2025年7月2日水曜日

現金主義

なぜこの様な犯罪[^1]が横行するかと言えば、支払い方法が古いからです。ひと月毎にまとめてというのは、企業間では普通です。ところが得体の知れない企業にツケで売ると、踏み倒される危険があります。現金でその都度払ってもらえば良く、さらに言えばビジネス用クレジットカードで払えば現金を扱う必要もありません。同じ事が飲食店の予約踏み倒しに言えます。予約を受けたら客のクレジットカード番号をもらって、そこに予約料を課金すれば良く、現金支払いにこだわるから問題が起きます。こうした性善説は時代遅れで、支払い方法が古いままでは問題を解決できません。キャッシュレスはビジネスにおいても大切です。支払い技術の進歩をビジネスの問題解決に利用しない経営者は頭が古すぎます。

^1: https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1786842

2025年7月1日火曜日

関税値上げ

日本からの輸入車に25%の関税[^1]をかけるなら、アメリカでの日本車販売価格をその分だけ上げましょう。日本人が高くなっても国産米を買うように、アメリカ人は高くなっても日本車を買い続けます。それだけのブランド力があるので、安易な値下げは禁物です。同時にアメリカでの現地生産も増やせる所は増やして、アメリカ製の日本車を日本に輸入するのが良いでしょう。関税が物価上昇につながる事は、アメリカ国民にも理解してもらう必要があります。逆にアメリカ車輸入において非関税障壁とされる規制は撤廃し、例えば赤いテールランプを方向指示にも点滅で使えるようにするのは賛成です。既に輸入車には左ハンドルを許しているので、それに準じる輸入車規格を設けるという事です。その方が格好良いと思う人は、輸入車規格の日本車を買うでしょう。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN300EK0Q5A630C2000000/

同日追記
「移転価格税制」もアメリカでの販売小売り価格を上げれば回避できます。

輸入車の値上げは当然です。関税前の駆け込み需要で増えた分は減ります。