2019年5月1日水曜日

人が時代を作る

日本の年号は、人心を一新する目的で過去何度も任意に変えられています。戦争や大地震の後に改元した例として一番有名なのは、室町時代に起きた応仁の乱です。この戦争の後、年号は応仁から文明に変えられています。実際には年号を変えても現実はなかなか変わりません。でも人々が変化を望む以上、年号を変えるのは簡単でそれなりに効果のある方法だったのです。さてひるがえって時代は平成から令和になりました。名前は変わっても、そこで生きる人たちが変わらなければ何も変わりません。時代は年号ではなく人が作るからです。昭和(戦争)や平成(バブル経済、原発事故)の過ちを繰り返す事なく、新しい年号にふさわしい元気な日本を作るのは今の大人の仕事です。

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