2020年11月21日土曜日

3割の少数派

2020年のアメリカ大統領選挙で分かったのは、どの州にも最低3割の少数派[^1]がいるという事です。民主党が強いカリフォルニア州でも、約3割の投票者は共和党の大統領候補を選びました。ワシントンDCを除く他の州でも、この最低3割の少数派という傾向は変わりません。これは今回の選挙に特有の割合で、いつも3割という事ではありません。また都市部と郊外、さらに田舎での傾向はどの州にも共通していて、都市部では民主党、田舎では共和党、郊外では両党が拮抗しています。このため都市部の人口が多い州ほど民主党が優勢となり、そうでない内陸部ほど共和党が優勢となります。でも青と赤に色分けされた州の地図で誤解してはいけません。どの州でも最低3割は少数派だというのが今回の選挙結果です。それ以上に差が開いた州はありません。

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