2009年11月16日月曜日

教育の目的

日本の教育の目的って何でしょう。受験競争の中にいる子供たちにはかわいそうですが、ここが合意できてないとその先の話がまとまりません。日本は総論賛成各論反対の国なので、まず土台をはっきりさせましょう。マサの意見では、教育の目的は子供を独立した人間に育て上げることです。極端に言えば、将来ホームレスにならないために勉強するのです。自分で自分の生活費を稼げるのが大人です。人からお金をもらうには、人に役立つことをする必要があります。人の役に立つ人間になるには、教育が必要です。英語が得意な人は英語が必要な仕事をします。理科が得意な人は理科の知識が必要な仕事をします。美術が得意な人はデザインの仕事をします。自分で何が得意かを知るには、なんでもやってみる必要があります。学校はそのためにあります。学校でいろいろな教科を学びますが、全部で高得点を取る必要はありません。何が好きで何が嫌いかが分かればいいのです。親は子供が金持ちになって欲しいとは必ずしも思っていませんが、子供が幸せになって欲しいとは思っています。教師とは人の一生を左右する大事な仕事です。日本の資源は人しかないのですから、教育が日本という国の将来を左右する要であることは間違いありません。日本の国際競争力は教育にかかっています。インドや中国、韓国などは日本以上に国家として教育に力を入れています。国際的にみて、人の役に立つ人間を生み出す事が日本の教育の目的だとマサは思います。日本人の親として、少人数学級化や学校行事の廃止、高校の義務教育化などでぜひ教育の質を上げてもらいたいと願うものです。そして教育の質の向上には、情報発信能力の強化を含めて欲しいと思います。自分の意見を人に説明できるという能力は、当たり前ですが誰にでも必要です。それこそが日本人の弱点ではないかとマサは思います。

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