2010年2月3日水曜日

車検

日本の人はびっくりするかもしれませんが、アメリカには車検がありません。車の維持管理は持ち主の自己責任で、そのため車が道の途中で止まってしまうこともあります。マサも自分の車が交差点で信号待ちしていたときに、バッテリーが昇天してエンジンが止まってしまったことがあります。車のバッテリーは突然ダメになるので、もうこうなるとエンジンもかかりません。ディーラーの定期点検を受けていればいいのですが、車が中古だったので故障しない限り点検は受けていませんでした。さすがにそのあと年に1回は点検を受けるようにしています。ですがそれだけです。車検のような大掛かりな点検ではなく、日帰りで済みます。最近の車は故障しないので費用もあまりかかりません。これに慣れてしまうと日本の車検制度が実に無意味なものに見えてきます。どうして自己責任にしないのか。ディーラーの定期点検だけで十分ではないか。自分で点検できる人は自分でやればいいじゃないか。昔のトヨタパブリカのころは車もよく故障したので車検制度も意味あったと思うけど、今は不要な制度ではないかしら。車は車検がなくても走ります。車がないと生きていけないアメリカでも、車検はありません。日本は既得権益を保護する行政が中心なので不思議はないのですが、官僚の天下りと同じくらい無駄な車検制度も廃止する時期ではないかと思います。車の整備不良では運転者が法律違反に問われます。そこは自己責任なのですから、車検はもはや不要かと思います。点検を法律で義務化するのではなく、結果としての整備不良を取り締まれば済むことです。これには車の所有者が団結して立ち上がらねばなりません。

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