2010年5月7日金曜日

セルフガソリン

日本でもセルフのガソリンスタンドが始まりました。最近のニュースによると、まちがえてガソリン車に軽油を入れてしまう人が後を絶たないそうです。軽自動車だから軽油だと思っていた、というのは笑えます。しかし長年セルフのスタンドがあるアメリカではどうでしょう。実は入れ間違いを防ぐために、軽油のノズルはガソリンのものより太くなっていて、ガソリン車の給油口には入らないようになっています。つまりコロンブスの卵のような簡単な仕組みで、軽油をガソリン車に入れてしまうことを防いでいます。トラックなど軽油で走る車の持ち主はプロが多いですから、軽油の車に間違えてガソリンを入れてしまうのは稀なのでしょう。日本でもガソリン車とディーゼル車で給油口の大きさを変えればいいだけの話ですから、業界が消費者の利便のために率先して規格を変えて欲しいですね。アメリカに輸出する日本車はすでにそうなっています。誤りを防ぐ仕組みの事をファイルセーフといいます。人間は間違える動物ですから、こうしたファイルセーフは必要です。とくにガソリンスタンドではガソリンと軽油を並べて売っていますから、セルフに不慣れだと間違えてもおかしくありません。

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