2021年8月3日火曜日

医師でも誤解

コロナワクチンの有効性と副反応[^1]については医師でも誤解しています。まず第一に、年齢が若ければ重症化しないから接種しなくてい良いという主張は、そうした(無症状を含む)感染者が知らずに回りの人にコロナを拡げる危険を無視しています。またそうした感染者の体内で新たな変異株が生まれる可能性もあり、二重の危険があります。次にワクチンがコロナの発症を防ぐ効果について、母集団の中でみれば0・84%と小さな差だと主張しています。ところがこの治験は3ヵ月という短い期間での結果であり、予防接種なしではコロナは人類全体に拡がります。全人口が感染するまで日本のコロナは終わらず、それまでには人口の1%がコロナで死亡します。またmRNAワクチンは10年かけて開発されており、それをコロナに応用するのに1年かかったという事を誤解している人もいます。今までにmRNAベースのコロナワクチンが原因で死んだ人はいません。既存のインフルエンザ・ワクチンよりはるかに効果的なワクチンであるが故に、発熱などの免疫反応が強く出ます。もし何も副反応が出なければ、そのワクチンには効果もありません。「自分を守り、家族を守り、社会を守る、それが予防注射」という公共広告が必要です。

^1: https://news.yahoo.co.jp/articles/6e9ab65488bd8f6f19bed566a315960abb6cd80a

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