2022年2月11日金曜日

高齢者介護施設

アメリカでも高齢者介護施設のコロナ感染はやっかいな問題となっています。でも日本との違いをあげるとすれば、高齢者介護施設でのコロナ感染者は高齢者介護施設にとどまるという事です。もともと病院で面倒を見れないから高齢者介護施設にいる人たちなので、病院に移すという選択肢はありません。認知症の人にマスクは無理だし、部屋に閉じ込める事もできません。人生の最後を自由に生きている人たちなので、コロナに感染して死ぬのも運命だという見方です。デルタ株やオミクロン株のようなウイルスは必ずどこからか入ってきます。自由と引き換えに感染リスクを負うという考え方です。それがいやなら家族が引き取ればいいだけで、それもまた家族の自由です。公的介護保険はないので、費用対効果を考えて介護にどれだけのお金を使うかは本人次第となっています。高齢者は体力がないので、たとえワクチンを2回接種してあってもコロナに感染したり死ぬ事[^1]があるのは避けられません。特に90歳を越えたらいつ死んでもおかしくないのが高齢者です。死因がコロナかどうかとは無関係に、人は年老いたら死ぬ事で次世代に貢献するのです。


2022年02月16日追記
高齢者がオミクロン株に感染しても、それが死因になるとは限りません。

2022年04月08追記
「高齢者の治療の問題だけでなく、みとりのあり方を含めた踏み込んだ議論が必要だ」

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