先日の地震で東京は計画停電の可能性がありました。もしこのとき停電が起きていたら、原発の再稼働を促進しただろうという意見[^1]もあります。しかし筆者は別の意見を持っています。日本は地震国です。福島の原発事故も地震と津波で冷却不能になったのが原因です。日本の原発はすべて海辺にあり、それは海水を冷却に使うためです。原発の放射性廃棄物の問題を脇に置いても、もうすぐ大地震が起きる日本の原発は時限爆弾でしかありません。地震と津波で冷却不能になるような原発は日本では使えません。福島の原発事故が起きるまで、福島には大きな津波は来ないと想定されました。その想定が大間違いであった事は明白で、今ある想定もどれだけ正しいかは地震が起きてみないと分かりません。日本は異常に停電が少ない国です。そのため普段から停電への備えが少なく、それこそが問題だと思います。地震やサイバーテロでいずれ停電は起きると想定して、停電しても機能し続ける都市にするというのが進むべき道です。原発の再稼働ではなく、電力の地産地消と貯蔵を促進しましょう。
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