2022年4月14日木曜日

手遅れの日本

筆者がアメリカにいた1987年から2019年までの間に、日本は大きく変わりました。バブルとその崩壊、少子高齢化、失われた20年、東日本大震災と福島原発事故などは皆さんもご存じです。ところが人々は水面下での変化まで気にしません。歯止めなく増える国の赤字は膨大な国債残高となり、次の世代に重くのしかかります。少子化は止まらず、コロナ禍で赤字国債のタガも外れました。もはや手遅れ、自力更生の道はありません。このまま進むと、日本の経常収支が恒常的に赤字になった時点で円安が急激に進み、国内物価が跳ね上がります。日銀にもこれを止める力はなく、大多数の日本人は貧困状態になります。すると犯罪が増加し、都市はスラム化します。そこに中国が乗り込み、日本を経済的に支配します。カネの力で日本企業を買収し、国有地まで買い取ります。もしこれを避けたければ、日本は移民を増やす必要があります。帰化する人の二重国籍を許し、都市部に英語特区を作り、日本を他民族と共有するという道です。公用語として日本語の他に英語を認め、法律で人種差別や外国人差別を禁止します。こうした改革をする勇気が今の日本人にはありますか?

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