2021年9月27日月曜日

1億人維持?

日本の人口を1億人程度に維持出来るでしょうか。結論から言うと無理です。内閣府の高齢社会白書「将来推計人口でみる50年後の日本」[^1]によると、2045年あたりに日本の人口は1億人を切ります。この時期には毎年百万人(1%)ぐらい人口が減ります。つまり毎年百万人の移民を日本に入れないと人口を1億人程度に維持できません。外国人恐怖症の日本で毎年受け入れられる移民は千人程度と見積もられています。これは技能実習生や留学生とは別枠です。技能実習生や留学生は短期滞在者であって、移民ではありません。今から24年後の日本が、毎年百万人の移民を受け入れたら国が持ちません。それだけの人数に日本語教育を施し、仕事と住む場所を与え、年金や生活保護まで払うお金の余裕がありません。百万人のうち労働者はその半分ぐらいで、残りの半分は引退した親や学童期の子供です。今やるべき事は少ない人数で社会を回す方法を見つける事で、人口を1億人程度には維持できないと覚悟しましょう。

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