2022年3月21日月曜日

電力不足

関東は地震の影響で電力需給が逼迫しています。東京電力が3月22日に気温が低下して電力の余裕が3%を切ると予想したので、政府は初めての電力需給逼迫警報を出しました。こちらのグラフ[^1]は現在の需要と供給を表しています。暖房に電力を使う場合、電熱器とエアコンのふたつの方法があります。電熱器は電気を生炊きするので、100ワットの電熱器は100ワットの熱を出します。これに対してヒートポンプであるエアコンは電気で屋外の熱を部屋の中に移動させるので、100ワットの電力でその5倍ぐらいの熱を部屋に持ち込みます。エアコンはヒートポンプを使うので、暖房としては電熱器の数倍の効率があります。つまりエネルギー効率を考えたら、なるべく電気の生炊きをさけてヒートポンプを使うべきです。オイルヒーターとか電気ストーブ等の電熱器は価格が安いものの、エネルギー効率が悪いので温暖化をさける意味でもその使用を減らすべきでしょう。もちろんガスや石油で暖をとれば、電気の使用は減らせます。全国の電力需要も東北や北陸は厳しい状況[^2]です。


同日追記
10%の節電目標に対して、その半分もありません。テレビの放送局を半分止めれば?

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