AIが生成したゴミ動画がたくさん投稿される[^1]ようになり、SNSやTikTokが対策を取っているかというと、どうもそうではないようです。アテンションエコノミーなので、どんな動画でも視る人が多ければ良いという判断です。でもそうした偽動画ばかりを勧められるのも困りものです。AIが生成した動画には、それなりの表示ラベルを付けてほしいと思います。そして偽動画の表示順位を下げるオプションも必要でしょう。
I talk about interesting differences between US and Japan in Japanese from Silicon Valley and Tokyo.
2025年4月6日日曜日
2025年4月3日木曜日
雇用と機械化
この記事[^1]が指摘する「機械化が進み雇用が減る」という現象は世界中で起きています。それは製造業だけにとどまらず、AIの普及で頭脳労働の一部も機械化されつつあります。貿易の自由化で中国に移った製造業をアメリカに戻すには機械化が必要で、トランプが言うほどアメリカの雇用は増えません。でもアメリカは中国と軍事対立しており、安易に中国製品に依存はできません。経済合理性と安全保障が対立する場合、安全保障を優先するのが軍事大国アメリカの進む道です。
同日追記
人件費の高い米国でコストを下げるには、ロボット化が欠かせません。
2025年4月2日水曜日
田牧米
備蓄米をJAが落札した値段から考えると、5kgで3500円というのが備蓄米の小売価格になると思われます。コメがいくらなら適正価格かというのは難しく、日本では議論が始まってもいません。コメを輸入して国内産のコメと戦わせれば適正な価格に落ち着くとしても、どのコメを輸入するかで変わってきます。筆者は長年アメリカに住み現地のコメを食べました。カリフォルニア州ではコシヒカリが大規模生産されており、日本のコメと食味は同じです。ただし湿気が少ない気候なので、炊くときに水をやや多め(日本より1割増やすとモチモチになる)にします。日本では輸入されておらず食べられないものの、もしアメリカに行く機会があればお勧めのコメが「田牧米」[^1]です。個人名が付いたコメは日本では考えられないでしょうけど、「冷めてもおいしい田牧米」として現地では有名です。筆者は温暖化と生産者の高齢化により日本のコメ生産は曲がり角に来ていると思います。ところがアメリカから輸入される米はいまだに「カルローズ」が主流で、不満を持っています。このコメは「錦」と共にコストコで売られるような「値段重視米」であり、小売価格を抑えるために選ばれていました。ところが国内産のコメが以前の倍の価格となったいま、カリフォルニア産コシヒカリが比較的安価に手に入る時代になりました。JAとしては反対でしょうけど、輸入業者にはカリフォルニア産コシヒカリの輸入を始めて欲しいと願います。外国産の米が国内産と同じ味で値段が安いとなれば、国内産にこだわらない消費者は大勢います。ベトナム産やタイ産が安いのは分かります。でも味にこだわればカリフォルニア産コシヒカリに勝る外国産の米はありません。田牧米は高いので、そのひとつ下のランクでも構いませんから、輸入を始める会社が今の日本には必要です。
2025年4月1日火曜日
独身税
この記事[^1]は「子育て支援金」が「独身税」だと指摘しています。税金は取りやすい所から取るのが原則です。だから独身者が狙われるのは当然です。でもそもそも年金は誰が稼ぐのでしょう。貴方の年金は将来の大人、つまり今の子供が稼ぎます。日本の年金は積み立てではなく仕送り制度なので、将来の大人が少ないほど年金としてもらえる分は減ります。独身者でも老人になれば年金をもらう身なので、少子化を放置したら自分も損をするという事は自覚しましょう。
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