米国産コシヒカリ
先日行ったアメリカのスーパーで、米国産コシヒカリを売っていました。そのお値段は$39.99(税別)で量は15ポンド(6.8kg)です。これを単純に150円/$とすると5kgで4411円となります。これは小売り価格ですから、日本で売ってもほぼこれくらいで売れるという事です。運送費をかけても、小売りコストの安い(人件費の安い)日本で売れば、5kgで4500円は超えないでしょう。コシヒカリなので、国産米と同じ味の米国産コメが関税なしなら国産米と同じかそれより安い位で買えます。言い換えると、それだけ国産米のコストが高いという事です。コメの生産コストは規模に応じて下がるので、コメ農家が減るのは好都合であり、今は国際競争力のあるコメを生産する国になれる最後のチャンスでしょう。国際価格より高いコシヒカリを生産する農家は淘汰されるべきであり、食料安全保障を名目に高いコメを買わされる消費者は団結してコスト減を要求しましょう。
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