2025年11月20日木曜日

OTC薬の是非

医者がOTC薬の拡大に対して反対する[^1]のは当然です。患者が医者にかからずにOTC薬で治療を試み、失敗する可能性があるからです。今でも忙しい人はまず病気に対して市販薬で治療しようとします。でもそれが効かないと分かった時点で、ほとんどの人は医者にかかります。医者のかわりにインターネットでAIに病気の相談をする人も増え、たとえ医療知識がない人でもそれなりに薬を選ぶ手段はあります。問題は患者の健康を守るのは患者か医者かという事です。税金を減らすには医療費を減らす必要があり、その手段として患者に自己責任で健康を守ってもらう方向に行くのが今の日本です。という事は、自分で自分の健康を守る自信のない人は医者にかかれば良く、処方箋の必要な薬は以前と同様に安価で手に入ります。また処方箋の必要がない薬は保険の効かない値段で買う事になり、患者の出費が増えます。もしそうした薬が本当に患者の健康にとって必要なものなら、保険組合と相談して補助を得るのは患者の責任という事です。同時に市販薬の値段を下げるべく、OTC薬の海外製品の輸入を自由化するべきだと思います。消費者としては、同じ薬が輸入すると10倍という値段になるのは納得できません。処方薬の値段を抑えて市販薬の値段を上げるという方法で製薬会社を儲けさせるのは時代遅れです。

^1: https://nikkan-spa.jp/2128763

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