2024年6月20日木曜日

植林とCO2

石炭は大昔の森林が地中で炭化したものです。その頃の地球には木の細胞を分解する生物がおらず、死んだ木は燃えずに地中に残って炭素を閉じ込めました。ところが今の地球には木を食べる生物がおり、死んだ木に使われた炭素は地中に残らずにまたCO2にもどります。なので植林したらその木を木材として使い、建物として残せば炭素を閉じ込めた事になります。その建物が火事で燃えない限り、木がCO2にもどる事はありません。ただし、海の生物が海中のCO2を炭酸カルシウムとして固定する方がコストが安いので、プランクトンやサンゴを利用するのも温暖化対策として有効でしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。