そろそろ気付いている人もいるでしょう。日本の今の少子化対策[^1]では少子化は止まりません。日本人の出生数は次の50年間で減り続け、何をしても反転しません。多少出生率が上がっても、母数となる女性の数が減り続けるからです。人口は複利で増えたり減ったりします。最後のチャンスは2000年代にあり、日本はそこを逃しました。バブル崩壊後に来るはずだった第3次ベビーブーム[^2]が来なかったのに、そこで思い切った対策をしなかったからです。人口が減ると社会制度を変えなければなりません。不都合な真実に目をつぶって太平洋戦争を始めた日本は、また第2の敗戦を迎えることになります。本当の少子化対策とは、より少ない人口で日本を維持する方法を見つける事です。幻想を振りまいて問題を先送りする事ではありません。
2024年07月01日追記
現行の少子化対策とは別に「人手不足対策」が必要との提案です。その通りです。
2024年07月16日追記
現実離れした計画が税金の無駄を生んでいます。保育は民間に任せたらどうでしょう?
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