2025年6月2日月曜日

排外主義

排外主義は景気が悪くなると頭をもたげる蛇のようなもので、日本だけでなく欧州や米国にもあります。パイが小さくなって自分の取り分が減ると、その原因を外国人のせいにする動きです。外国人に慣れていない人が感じる恐怖がそれを増幅します。もちろん犯罪を起こす外国人は常に存在するので、犯罪者を日本の法律で取り締まるのは当然です。でも日本に合法的に滞在する外国人は、少数の例外を除いて日本人と同じ法律の下で暮らしています。幸いこの報道[^1]が示す排外主義は今のところごく少数の意見にとどまっています。外国人も働いて所得税を払い、社会保険料も払っているという事実は忘れがちです。外国人と共生する道を選ぶかどうかは国のレベルで決めなければなりません。それは移民以前の話で、外国人旅行者や外国人投資家、それに外国人留学生を受け入れるかどうかという話です。筆者の知る限り日本は外国人と共生する道を選んでおり、日本人がやりたがらない解体作業や老人介護に就く外国人が増えています。人口が減る日本で外国人を排斥したら何が起きるでしょうか。お金を落とす外国人以外は日本に来るなという主張には同意できません。日本の景気が悪いのは日本人が努力をしなくなったからで、楽に生きる事だけを求めた結果です。アリとキリギリスの例で言えば、アリがたくさんいた昭和の時代と違い、令和にはキリギリスがたくさんいます。国債は既に返済不能となり、実力以上の暮らしをしてきた反動が待ち受けています。

^1: https://nordot.app/1292688813346144620?c=39546741839462401

2025年07月13日追記
パイが増えないので、こうした主張がまかり通る日本です。

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