「日本人ファースト」という選挙スローガンの背景を説明している記事[^1]の中に、「日本の基幹産業と社会保障制度を維持するには移民受け入れが不可欠」という主張があります。この主張は仮説であり、検証はありません。また年間何人の移民を受け入れるかの数値もありません。日本の日本人のみの人口は年間100万人近く減少するので、それを移民で補うのは物理的に無理です。筆者は「日本の基幹産業と社会保障制度」を維持するのは何をやっても不可能と考えるので、多少の移民はあってもかまいません。ただし、移民が増えれば移民に負ける国民が生じます。移民に仕事を取られたとか、家賃が上がってアパートに住めなくなったという日本人は移民排斥に回ります。移民に負けた日本人は「努力不足」や「能力不足」と言われても納得しません。そこまで考えた上で対策を取れるなら移民受け入れは可能です。移民の方も全員が経済的に成功するとは限らず、貧乏になる人もでてきます。貧困移民の子供が教育を受けずに育ち、犯罪を起こすのは外国の定番です。こうした問題に正解はなく、なし崩し的な外国人移住者の増加が「日本人ファースト」の原因です。排他的で外国人に不慣れな日本人は、おおむね移民に反対しています。
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