2021年6月17日木曜日

イギリスの心配

イギリスのコロナ感染者が5月下旬から再び増加[^1]しています。イギリスはワクチン接種が進んでいたはずで、これは心配の種です。インド株の流入による感染増加に対して、ワクチンの2回目の接種が進んでいない事が理由とされています。イギリスは1回目と2回目の間隔を長めに取って、1回目をなるべく多くの人に接種しました。6月半ばで1回接種した人が80%ぐらいで、2回接種した人が60%ぐらい[^2]です。まだ20%の人は未接種で、しかも1回接種ではインド株に対する免疫が不十分なため、特に若い世代を中心に感染が増えています。この感染を抑えるため、イギリスはロックダウンを4週間延長しました。他の国でもワクチン接種済みの高齢者の死亡が減る一方で、未接種の子供や若者の感染が増えるという傾向があります。

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