2021年6月22日火曜日

濃厚接触者?

コロナワクチンを接種済みのウガンダの選手団で、空港検査で一人が陽性と判断されました。日本の規則は改訂が遅いので、ワクチン接種済みの他の選手まで「濃厚接触者」と判定[^1]しています。なぜ濃厚接触者を特定するのかと言えば、その人が感染している可能性が高いからです。つまりクラスター防止です。でもワクチン接種済みなら感染している可能性はぐっと低くなります。またPCR陽性者でもワクチン接種済みなら、体内のウイルスが少ないので感染力はかなり低くなります。最新の科学的知見を反映していないこの規則はすぐに改訂すべきで、ワクチン接種済みの人と未接種の人の区別が必要です。これからどんどんワクチン接種済みの人が日本に増えます。ワクチン接種済みの人が増えれば、経済を安全に再開できるというのがアメリカの経験です。ワクチン接種済みか(PCR陰性か)コロナへの抗体が十分ある人は、ワクチン未接種の人とは違うルールで活動できるはずです。

2021年6月26日追記
同じような疑問あるいは提言が出てきました。感染予防効果がワクチンにより異なるので、どのワクチンを接種済みかでPCR陽性者への対応を変える必要があるかもしれず、そうなると判断が面倒なので、ワクチン未接種と同じ扱いにするのが安全という考え方もあります。

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