2021年7月17日土曜日

ワクチンと人種格差

アメリカのデータ[^1]によると、コロナワクチンの接種率には明らかに人種による違いがあって「アジア系が68%と突出し、白人は45%。ヒスパニック系は40%で、黒人は30%にとどまる。」と報告されています。なおこのアジア系にはインド系も含まれます。アメリカの医者にはインド系が多いので、納得出来る数値です。意外に白人が少ないのはトランプ前大統領がコロナを軽視したからで、彼自身すでにワクチンを打っているにもかかわらず、トランプ支持者には反ワクチン派が多くなっています。教育レベルの違いも影響し、黒人の多い南部の州ほど接種率が低いので、そうした州でデルタ株の感染爆発が起きています。公衆衛生は、大事なメッセージを必要な時にどれだけ多くの人に届けられるかにかかっており、SNSの責任は増すばかりです。

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