2021年7月14日水曜日

FAXの危険

日本の病院や薬局はFAXを重用しています。その理由はインターネットを使わないから安全だという事になっています。でもFAXを使うのは人間なので、人間がミスしたら情報は拡散します。間違った電話番号に送ってしまうとか、間違った情報を送ってしまうというミス[^1]はなくなりません。逆にインターネットを使っても、安全に情報を送る方法はあります。それはメールを使わない事です。クラウドに情報共有システムを作り、そこへのアクセスはハードウエア・トークンを使ったログインで管理します。同じ事はネット銀行が実施しており、ハックは起きていません。情報の共有にメールを使うのは止めましょう。FAXも時代遅れです。クラウド上で電子署名を使い、端末では指紋認証やカード認証とパスワードの組み合わせを使います。人間のミスをシステムで防止するという考え方です。アナログなら安全だとは限りません。FAXで送ったものは受信先のメモリに格納されており、これを回収する事は不可能です。

^1: https://www.tokyo-np.co.jp/article/116094

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。