2023年8月19日土曜日

ロケフリ再復活!

2023年2月28日をもってロケフリのNetAV接続が廃止[^1]されました。製造中止から15年なので、ある意味仕方ありません。でも我が家のロケフリ(LF-PK20)はまだ故障しておらず、IPv4パブリックIPアドレスさえ名前解決できれば動くはずです。NetAVの役割はロケフリが持つxxxxxxxx.lf-pk20jp.mynetav.comというホスト名からパブリックIPアドレスへのDDNSなので、これを無料のDDNSを使ってルーターからアドレス更新をすれば、あとはクライアントの再登録だけです。先輩方のご指摘[^2]により、まずロケフリと同じローカル・ネットワークにパソコンのWiFiをつなげて、ロケフリに直接ログインします。これにはプライベートIPアドレスを使うので、お使いのルーターにログインして調べるか、または試行錯誤で192.168.0.xなどのアドレスでxを0から255の間で試します。筆者の場合は100でつながりました。ログインIDはlfxで、パスワードはロケフリの表面に張ってある銀色のシールに「ベースステーション設定ページ」用として書いてあります。これでNetAV設定ページに行きDNSを無効にします。設定を保存して、次に機器登録ページに行き既存の登録を最後のひとつを残して他は削除します。設定を保存したらロケフリを再起動します。ロケフリが使っているルーターにログインして、DDNS(動的DNS)のページを開きます。tp-linkのルーターを例にすると、noip.comにアカウントを作ればロケフリ・アドレスをひとつ無料で登録できるので、ホスト名にロケフリのxxxxxxxxの部分と好みのドメイン名を選んで登録しましょう。筆者の場合xxxxxxxx.ddns.netを選びました。アカウントの作成には実在するメール・アドレスを使います。このホスト名、アカウント名、パスワードをルーターのDDNSのページに登録してルーターにログインさせます。これは通常のWANやDHCPとは無関係なので、不明な場合はルーターに詳しい人を探しましょう。ここまで成功すれば、次にロケフリのクライアントから新しいベースステーションをネット経由で登録します。ロケフリのホスト名として新たに登録した名前を使い、筆者はxxxxxxxx.ddns.netを入力しました。あとは通常のクライアント登録を完了すれば成功です。ルーターは自分のIPv4パブリックIPアドレスを定期的にDDNSに登録するので、クライアントはロケフリの新しいホスト名からこのIPアドレスをゲットします。これでNetAVがなくてもネット経由でロケフリが使えます。我が家のロケフリはアナログ放送用なので画質は低いものの、地デジの90日[^3]というアホな縛りがないので、ずっと海外にいる利用者には便利な製品です。

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