2026年7月12日日曜日

円安とインフレ

円安がインフレの原因のひとつである事はもはや議論の余地がないでしょう。原油やLNG、ナフサや肥料、大豆や食用油、鯖やサーモンといった必需品はすべて輸入で成り立っています。円安になれば円換算での値段が上がり、インフレを悪化させます。そこでこの記事[^1]は円安対策として労働人口の増加を求めており、移民を公式には認めない日本ではほぼ不可能です。ただし代替策としてロボット化による生産性の向上は可能であり、そこにわずかの望みがあります。また次の記事[^2]では「歳出削減と日銀による利上げ」が円安とインフレの抑制に必要としており、どちらも景気を冷やすので政治的には困難です。夢を売り続けなければならない政治家にとって、落選するよりも円安とインフレの方が受け入れやすい道であり、実質賃金がプラスになるような政治経済を目指すでしょう。イラン戦争で物価が上がり、今後の実質賃金がプラスを続けるかどうかは分かりません。ガソリンの補助金や電気代の補助金は見かけ上の物価を下げるものの、赤字国債を増やします。赤字国債の増加が円安の根本原因であるため、このまま際限なく円安が進むとみるのが妥当です。

^1: https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/UBICZ2O3CBJ4JI2LGLVDFC7CVE-2026-07-06/

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