2026年7月13日月曜日

宇宙論と神

宇宙論のテーマのひとつにマルチバースがあります。たとえ宇宙が複数存在しても、それぞれが接触できなければその存在は不明です。いろいろな物理定数がうまいこと組み合わさって星が生まれ、星の回りの惑星に生物も生まれたと考えると、偶然そうした宇宙ができる確率はとても低いので、我々が存在する宇宙を説明する方法はふたつに限られます。マルチバースでたくさんある宇宙の内、星が生まれるような幸運な組み合わせの宇宙に我々がいるとすれば、そうとう数多くの宇宙が必要になります。ただし、他の宇宙では星が生まれず、ガスとチリしかない宇宙となるでしょう。あるいは宇宙の外にいる万能の「神」が、星が生まれて生物も生まれるような物理定数の組み合わせを選んだという考え方もあります。実際それこそが「神」がいる証拠だと考える人も少なくありません。

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