この記事[^1]にはないものの、貝殻は炭酸カルシウムが主成分で、それは海水に溶けたCO2とカルシウムが化合したものです。つまり貝殻は大気中のCO2を固定したものであり、それを焼却処理するとCO2を放出します。焼却に使う燃料からもCO2が出るので、二重の意味で地球温暖化の原因となります。なるべく貝殻を炭酸カルシウムのままで再利用するのが良く、なおかつ採算が取れる方法を見いだして欲しいと思います。家畜のエサに混ぜるとか、コンクリの骨材として使うなどが試されているのでしょう。アップサイクルとして化粧品に使ったり、セラミック食器に使うというもの有望です。また炭酸カルシウムを粉末化して海にまくと、海水中のCO2を吸収して炭酸水素カルシウムになり水に溶けます。これはCO2で酸性化した海をアルカリ性に戻すので、温暖化対策になります。
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