この記事[^1]は山形県の立石寺で入山料(拝観料)が現金のみという問題と、その現金を手に入れるためにインバウンド客がカードで買った土産物を返して、代金を現金でもらうという問題を報告しています。まず返金についていうと、これはカード利用規約違反です。犯罪を防止するため、カードにより買ったものを返す場合、代金はカードの口座に返金します。小売店が客に現金を返すのは規約違反です。これは犯罪者が盗んだり拾ったりしたカードで現金を得ることを防止するためです。次に入山料がお布施のため現金のみというのは、寺が収入を税務署に把握されたくないからで、一種の脱税です。お布施(寄付)ならいくらでも良く、払わないという人を拒否できません。インバンド客は寺のためというよりも、地元にお金を落としに来ています。だから入山料を取るなら寺はキャッシュレスに対応するべきで、回りの小売店に問題を押しつけてはいけません。折衷案としては、海外のカードが使えるATMを備えたコンビニを地元に設けるのが良いでしょう。
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