これは何でも無償化すれば良いというものではない、という記事[^1]です。公立中学の給食を無償化した結果、内容が貧弱になったという指摘には教訓が含まれています。父母から給食費を直接もらっている場合、給食を提供する側にとって顧客は父母であり、その子供です。また物価高で給食費が足りなければ、年度の途中でも給食費の値上げは可能です。ところが税金から給食費を出すと、顧客は一般市民となり誰のための給食かが不明になります。また食材が値上がりしても、年度内の値上げはまずできません。その結果、内容を減らすという方向になります。今からでも遅くないので、給食の無償化を撤回しましょう。どうしてもと言うなら、子供手当を増やすなどの方法があります。無償化が「安かろう、悪かろう」となっては意味がありません。
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