日本にはフェイルセーフという考え方が欠けています。特に安全にかけるお金をケチると、マニュアル化というチープな方法に流れます。この事故[^1]もフェイルセーフがあれば防げたはずです。同様な事故が以前にあり、ハード的に事故を防止するのではなく、コースターを動かす前にブザーを鳴らすというマニュアル化で事故防止したつもりになると、「人がいるとは思わなかった」という状況でブザーを鳴らす理由はなく、また同様な事故が起きました。これは社長の進退に直結する問題で、人命よりお金という姿勢が見えます。コースターの点検中は、絶対コースターが動かないようなハードを付けるという投資をしておけば防げた事故です。人が間違えても事故が起きないというのがフェイルセーフです。マニュアル化では人の思い込みや見落としは防げません。
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