2025年3月26日水曜日

大谷石危機

関東では昭和前期に塀の石材として大谷石が盛んに使われました。その大谷石が風雪に耐えかねて崩れる時期に来ています。こうした塀は大谷石をセメントで接着しただけなので、大谷石が風化してセメントとの接着面が剥がれ、石そのものがぐらぐらしています。また表面が剥がれ落ちて、破片が道に落ちているのが普通です。そのままでは見かけが悪いので、セメントで補修している塀もあります。でも中に鉄筋が入っておらず、地震で倒れる危険があります。子供たちには、こうした塀のそばを歩かないようにと教えましょう。

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