2024年5月2日木曜日

外国人恐怖症

言い間違いが多くて有名なバイデン大統領のこの発言が話題です。日本経済が低迷している理由として「外国人恐怖症で移民を望んでいないからだ」[^1]と述べたそうで、これは不都合な真実だと筆者は思います。もちろん移民推進派のバイデン大統領がそう言いたくなる気持ちは分かります。ただロシア、インド、中国と並ぶ移民後進国として名前の挙がった日本について、あえてこの時期に名前を挙げなくても良いのにと思う日本の政治家もいるでしょう。それほど日本人には危機感がありません。このまま人口が減れば社会保障が崩壊すると分かっているのに、移民には踏み切れません。それはアメリカの失敗や欧州の失敗を見ているからで、経済が低迷しても社会の安定と安全を優先するのが日本の選択です。でも日本人人口が減れば社会の安定と安全は維持出来ません。人口の1割を外国人が占めたら、その政治的圧力は移民と同等になります。所得税や消費税を払う彼らは、その税金の使い道にも口を出すようになります。もし外国人が参政権のために団結してゼネストを行えば、日本経済が立ち往生してしまいます。つまり日本が移民を受け入れるのは時間の問題です。

^1: https://www.yomiuri.co.jp/world/20240502-OYT1T50130/

2024年05月05日追記
長居しないお客さんとしての外国人は大歓迎ですから、日本は外国人嫌いではありません。でも隣人としての外国人(移民)は拒絶しているのが日本です。難民の受け入れも相対的に少数です。多様性より均質性を好み、安全安心を重視する保守性が原因です。数値を見る限り、日本がxenophobicであるという指摘に間違いはありません。

2024年05月07日追記
外国人なしでは回らない「移民社会」となっている現実を日本人は早く認めるべきです。

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