2024年5月15日水曜日

海外すしシェフ事情

この記事[^1]は、海外のシェフがジョブ型雇用である事を表しています。つまり皿洗いは皿洗い専門で、シェフが皿洗いをする事はないという指摘です。日本はメンバーシップ型雇用なので、何でもできるシェフを育てます。ところが海外は専門職の集まりであり日本式は通用しません。これをスポーツに例えると日本はサッカーで海外は野球です。サッカーはどのポジションも守備と攻撃を担当します。ゴールキーパーですらいざという時は攻撃に参加します。でも野球では捕手は捕手として働き、投手になる事はありません。大谷選手のような投手で指名打者という二刀流は例外です。どちらもチームワークが大切で、それぞれが面白いゲームとして成立します。もちろんそこには監督がいて、それが料理長というポジションです。メンバーシップ型は長期雇用が前提なので、人の流動性が高い海外ではジョブ型雇用が普通です。どちらが良いというものではなく、それぞれに一長一短があるので、海外では地元のシェフの働き方に順応すれば良いというのが結論です。

^1: https://shuchi.php.co.jp/article/10971

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