ホタテの貝柱は寿司ネタとして人気です。この記事[^1]によると去年まで日本産のホタテは中国で膨潤化という加工を受けており、生で食べるものではなかったとの事です。中華系レストランに加熱用として売っていたという事で、あえて品質を落として安物として中国から再輸出していました。それが福島原発の処理水放出を受けた中国の禁輸により、日本で冷凍したホタテをメキシコで解凍して貝柱を取り出し、冷蔵のままアメリカに輸入して生で食べる方式にしたら高価格で売れたという報道です。ホタテから貝柱を取り出すのは人手なので、人件費が安いメキシコで行うそうです。日本国内では国産のホタテ貝柱を生で食べるので、わざわざ中国を経由して品質を落としていたのは誤りでしょう。その誤りに気付いたという事で、中国の禁輸は日本にとって「災い転じて福となす」結果になりました。
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