2024年5月16日木曜日

賃上げの実態

この記事[^1]は大企業の賃上げがミドル層に薄いと指摘しています。初任給は人手確保のため大きく上げて、他社に行く心配のないミドル層はあまり上げないという方法です。この世代はローン返済や教育費がかかるので転職には消極的であり、実質賃金が下がれば消費を抑えざるを得ません。60歳以上のシニア層は定年延長や再雇用で賃上げの恩恵を受けており、ミドル層が狙い撃ちされている構図です。夏には減税があり平均的には実質賃金が上がるという予想もあります。でもミドル層の実質賃金がプラスになるのは難しいと見られます。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD2279H0S4A420C2000000/

2024年08月21日追記
この記事にはミドル層の賃金が上がってきたとあるので、とりあえす良いニュースです。

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