2022年5月20日金曜日

ガソリンと環境対策

日本政府の選挙対策として、値上がりしたガソリンに補助金を出して無理矢理値段を下げています。このお金は国債として子供や孫の世代から借りたもので、税金として負担する世代にマイナスになる環境問題を解決するのではなく、反対に化石燃料の使用を続けるために、つまり今の世代が楽するために浪費しています。ウクライナ戦争もあって日本の輸入エネルギー価格は上がる一方です。そのため相対的に再生可能エネルギーのコストが下がり、EVにも追い風が吹いています。こうした状況に逆らうのがガソリンの補助金です。それだけのお金があるなら、再生可能エネルギー開発に投資するべきです。子供や孫の世代に選挙権がない事を利用して、その場しのぎの政策をつづける限り日本の将来は貧乏人の国となります。もうすでにその兆しがあり、若者に使うべきお金を老人に使っています。これは亡国への道筋です。価格激変対策として始めたガソリンの補助金が、恒久的な値下げに使われたため環境対策をぶち壊しています。

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