2022年5月23日月曜日

野菜の値段

単価の安い野菜の価格は、日本では一山いくらとか一個でいくらという根付けが普通です。キャベツ一個で198円とか、トマト一袋で248円といった具合です。これに対して肉は基本的に重さあたりの値段があり、トレイに乗っている肉の量に応じて値段が上下します。本当は野菜も重さあたりで根付けする方が合理的なので、アメリカのスーパーではパウンド当たりいくらという表示があります。レジには秤が内蔵されており、単価と重さから値段が決まります。こうすると、大きさが違う野菜を同じ売り場に並べておけるので、売る方も同じ大きさになるように野菜を選ぶ必要はないし、買う方も自分にとってちょうど良い大きさの野菜を選べるので便利です。これは結果的に野菜の廃棄率を下げ、農家の収入を増やします。これは習慣の問題なので、果物や野菜が重さでいくらという合理的な根付けを普及させるには、売り場に秤を置くといった工夫も必要です。結果的に果物や野菜の値段が下がる事をスーパーがSNSで広報するのもアリでしょう。

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