2009年10月14日水曜日

大会社・中会社・小会社

マサはアメリカで従業員1万人以上の大会社、1万人未満千人以上の中会社、さらに千人未満の小会社を経験しました。大会社は健康保険や社員研修が充実している反面、給料はその土地の業界平均ぐらいで、仕事の自由度は一番少ないです。逆に小会社だと株を含めた給料は高めで仕事の自由度も大きくなりますが、資本がしっかりしてないと会社そのものの浮沈が激しいです。中会社はその中間となり、これから大きくなる可能性もあるけど仕事の自由度は減りつつあるという所です。仕事の自由度というのは、言い換えるとひとりの人間がもつ責任範囲となります。大会社にいたときは、会社の年間売り上げに比べて自分の寄与する分があまりにも小さくて、会社にとって自分なんかいてもいなくても同じだなと思っていました。ある意味給料つきで勉強させていただいてました。その次の中会社では自分の責任範囲が大きくなって仕事も面白くなりましたけど、会社そのものが低空飛行でしたのでレイオフされてしまいました。今いる小会社ではさらに仕事の自由度が増して忙しいものの、バックに某大会社が付いているので資本的には安定しています。安定性と知名度を選ぶか、将来性とやりがいを求めるかという選択において、シリコンバレーのアメリカ人は圧倒的に後者を選ぶ人が多いようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。