2009年10月15日木曜日

食べ物の味

日本の食べ物は世界で一番。でもそれはマサが日本の食べ物に慣れているからです。ほとんどの日本人にとってアメリカの食べ物はあまりおいしくありません。日本人にはダシ味が必要です。日本のポテチにはダシ味が付いています。ダシ味に慣れた日本人がアメリカのポテチを食べると、塩味しかしないのでも美味しく感じません。逆に塩味のアメリカポテチに慣れると、今度は日本のポテチに雑味が多くて美味しく感じません。アメリカのように料理を塩胡椒だけで食べるのは祖国イギリスの影響かと思います。ダシ味がないため塩を入れすぎてるハムやソーセージなどの加工食品がアメリカには沢山あります。反対に日本には「味の素」を入れた加工食品が沢山あります。なお味覚は後天的に作られるものなので、年を取ると子供の頃に食べたものが懐かしくなります。11月の感謝祭のころに食べる七面鳥の丸焼きとカボチャのパイなどは、さしずめアメリカのお袋の味といったところでしょう。七面鳥は味の少ない鳥なので、ここでも日本人はつい醤油をかけたくなります。ちなみに肉は少し腐りかけがおいしいそうです。知り合いのアイルランド人は、新鮮な赤い肉をわざわざ「熟成」させて茶色になったものを焼いてたべるのが美味いといってました。日本人にはない感覚ですが、魚の干物を食べる事に似ているのかもしれません。そういえば、ビーフジャーキーというのはアメリカの食べ物でしたね。最近は甘辛に味付けしたテリヤキ味のビーフジャーキーとか、唐辛子で辛くしたビーフジャーキーが人気です。

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