2021年10月20日水曜日

ロシアの憂鬱

ロシアのコロナ感染者が過去最大[^1]になっています。ロシアのワクチン接種率は3割と低く、これが原因と思われます。一方WHOのワクチンリスト[^2]を見ると、モデルナ、ファイザー、J&J、アストラゼネカ、インド製のアストラゼネカ相当品、中国のシノファームとシノバックの製品が認可されています。ここにロシアのスプートニクVはありません。ロシア国内ではスプートニクV以外の接種は難しいので、ロシア国民が自国のワクチンを避けている[^3]と考えられます。WHOの認可を受けるには詳細な治験結果を報告する必要があり[^4]、ロシアはこれを怠っているようです。この冬のロシアはコロナが猛威を振るいそうで怖いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。