2021年10月21日木曜日

働くことの意識

2019年のデータ[^1]によると、新入社員にとって「働く目的」は「楽しい生活がしたい」がトップになっており、2001年を境にそれまで拮抗していた「自分の能力をためす」は、2019年には「社会のために役立ちたい」と並んで最下位になっています。2001年はインターネットバブルが弾けた年で、ここから「失われた20年」が続いています。この経済状況では親が保守的になるのも当然で、おまけに少子化のためひとりっ子に冒険は勧められません。海外にいくなどもっての外で、日本の内向き指向は2001年のバブル崩壊から始まったと分かります。生まれた場所で就職して家族を持ち一生を終えるという人が日本の主流になります。それは仕方のない事なので、それを踏まえて経済成長するにはどうするかを考えなければいけません。これから段階的にどんどん円安になり、収入が増えない中で輸入物価だけが上がります。でもコロナで潰れたインバウンド観光には円安が追い風になるので、時代の変化を捉えた人には収入増となるでしょう。

^1: https://www.atpress.ne.jp/news/187156

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。