2024年4月1日月曜日

教員の待遇

公立小学校の教員は長時間労働で低収入という事からブラックとみなされ、なり手がいません。そこで文科省は「教職大学院」の修了者が教員になると、奨学金の返済を免除する方針を決めました。これはつまり教員の給料を上げるのは大変なので、国会審議を必要としない小手先の変更で「対策した」ように見せようという事でしょうか。予算審議が必要な給料アップは教員の待遇改善に必須です。小学校低学年の少人数教育も必要です。こうした本丸に切り込まずに楽な仕事でお茶をにごすという姿勢は問題です。公立校の教員が定時で帰れるにはどうすれば良いか、低収入を是正するにはどうすれば良いかを正面から国民に問いかける大臣がいません。それは文科大臣職が腰掛けポストだからです。

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